アイヌ磁器人形
古いアイヌの磁器人形です。
制作時期、制作地域もわからず、何の目的で制作されたか謎の多い人形でしたが、古い掲載記事や作品の付属資料などより少し鮮明になってきました。
ある収集家により、「製越三 げやみ夷蝦」と記載されたこの人形の共箱が見つかっております。
また古い掲載記事には戦前、旭川アイヌ集落にて観光客向けにアイヌ工芸品として陶器人形が販売されていたこともわかっております。
まだ制作場所(窯元)などわかっておりませんが、近い将来、明確になってくることと思います。
人形の背中の背負い袋(サラニプ)には穴が開いており、ペン立てを目的として制作されたものと思われます。
こちらは『北海道のやきもの史に名を残した人と窯と作品図録』に類似品が掲載されております。
経年の細かな汚れや擦り傷、塗装剥がれ、窯ヒビにご理解下さいますようお願い致します。
サイズ~W4.2×H5.5×D4.5
価格~0円
ゆうパックサイズ~60サイズ