アイヌ民具 マキリ
大振りのマキリです。
鞘先端から中心部までに四分割に区分けされ、鱗文、刻線文を組み合わせて左右対称に薄く細かく表現されています。
柄には鞘と同じく四分割に区分けされた各種文と青海波文がはっきりと深彫されています。
鞘は古色蒼然としておりますが、柄は異なり艶やかです。
これらのことから鞘と柄は制作年代は別であり、柄に関しては後世(大正~昭和初期)になってから作り直しされたと推測されます。
柄の文様は鞘と類似していることから世代を超えて受け継がれたものと思われます。
刃は損傷が激しい為、実用性はないもとのお考え下さい。
経年の細かな汚れや擦り傷、小カケ、ヒビ割れご理解下さいますようお願い致します。
サイズ~全長32.2cm 幅5.5㎝ 厚み2.5㎝
時代~明治
価格~0円
ゆうパックサイズ~80サイズ